「子牛の名前を小学生がつける」という企画から始まり、どうせ名前をつけるなら産まれるところからスタートしたい! そして、牛の出産という命の誕生に関わって「命」について小学生と高校生がともに考える「総合学習の」の場にしていきたい! そう考えて、今回の交流はスタートしました。

 7月4日(木) 加茂小学校の参観日でした。この参観授業の中でTV会議授業を行い、小学生が班毎に考えた名前とその名前に秘められた願いを発表し、それらを参考に畜産科学科の生徒が決めるということにしました。
 牛の名前をつけるにはいくつかのルールがあります。母牛か父牛の名前のいずれかの一部を取ることになります。また、高農で出産した牛なので、名前の最初に「タカノウ
」とつけることも条件となります。さらに、今回は条件が付きました。それは、産まれたときから子牛のしっぽが奇形で短いこともあり高農の生徒も加茂小の子どもたちも「テール」「テール」と愛称で呼んでいました。この「テール」という愛称を名前のどこかに入れることです。


加茂小松本先生 名前を発表
後ろには保護者も 各班が自分たちの名前をPR
名前を発表 名前を発表
それぞれ各班がPRの仕方を工夫
マダワスカの死について話すB子さん B子さんの話に聞き入る子どもたち
最後に、高農のB子さんからマダワスカの死について話を聞きました。みんな真剣に話を聞きました。
子どもはもちろん、保護者の方にも涙ぐむ方もおられました。

名前の最終決定は次回の交流授業の中で発表するということで今回の授業は終了しました。