知の再構築/ロジカル表現

凝縮ポートフォリオの条件とポイント

 

「元ポートフォリオ」を俯瞰し再構築してA4の紙2枚に表現します。"本の見開きの中身"という感じですね。

それが『凝縮ポートフォリオ』となります。その「表現の仕方」について具体的に説明します。

 

 

 全体構成について


全体構成(レイアウト)は、各自の判断でする。『私の提案(テーマ)』は、所定の枠の中に書く。それ以外、『根拠・理由』と『具体的な提案(結論)』などは、一人ひとり効果を考え、工夫し、適切にレイアウトする。    

 

 再構築の条件について


(1)必ず「ビジュアルもの」を含めること

イメージ図、概念図、写真、円グラフ、比較表など必ず"ビジュアルもの"を含めること

 

(2)必ず「根拠ある情報」を添えること

数字、固有名詞、時期、引用文献、新聞抜粋など「根拠ある情報」を盛り込むこと。新聞の切り抜き等には出典、日付を添えること、インターネットのホームページからの情報はURLと入手した月日を添えること。

 

(3)必ず『具体的な提案』を添えること

『私の提案(テーマ)』と『根拠・理由』と『具体的な提案(結論)』を書くこと。『具体的な提案(結論)』は、抽象的なものでなく、観念的でなく、夢物語でなく、現実的で具体的であること。可能なアイディアであること。

 

(4)必ず「元ポートフォリオ」の情報を活かすこと

今回、一人ひとりの元ポートフォリオの提出は求めません。しかし元ポートフォリオに入っているこれまでの講義から得たこと(鈴木敏恵が伝えた、知識・情報・見方・切り口、手法、気づきなど)を入れる。その際、いつの講義だったか日付など添えること。

 

 再構築のポイント


「なるほど!そうか!」と言わせ、見た人の役に立つ内容であること。

あなたじゃなければ書けないこと この講義を聴いたあなただから書けるものを書く。

「読みたいなー」って気にさせる"作り"であること。

 


                                                 02.7.9        未来教育デザイナー 鈴木敏恵