概 要
高知市立旭東小学校におけるメディアリテラシー実践
 
 
@ 概要
本実践は高知市立旭東小学校における第6学年における「総合的な学習の時 間」として位置づけられたものであると同時に未来教育の第一人者・千葉大学講師の鈴木敏恵 先生のご指導のもと日本初の本格的な総合的な学習の時間によるメディアリテラシーの 実践でもある。
 〜実践のねらい
 「21世紀を生きる力、メディアリテラシーを子どもたちに育む」 インターネットの拡大、放送のデジタル化の情報が溢れる新世紀、情報の中でもテレ ビが私たちに与える影響は格段に大きい。 しかしそれが未来に不可欠なものであるなら、避けることなく真っ正面から「情報を 見きわめる力」を子ども達の身につける必要がある。そこで本校最終学年の「総合的な学習の時間」において「メディアリテラシー」を実 践することとする。
 
A 期間
平成12年度3学期(2001年1月から総合的な学習の時間35時間を予定)準備期間として2000.12より徐々にスタート。
 
B 対象
6年生(全学級)  103名
 
C 目的
「情報を見きわめる力」を育む。 自分の考えをもち、あふれる情報に流されることなく、確かな人生を生きていける判断力を養う。さらに情報へ対座する心構え、価値ある人生、尊敬と慎みで明日へ 向かう姿勢とともにたくましく21世紀を生きる力を子どもたちの身につける。
 
D プロジェクト学習
この活動は「プロジェクト学習」形式ですすめ、その成果や成長は「ポートフ ォリオ評価」へとつなげるものである。
(参照http://www02.so-net.ne.jp/~s-toshie/
 
E 成果
今回の学習成果を凝縮し、凝縮ポートフォリオ(CD版と提言集)を作成する。
 
F 提言書の目標
今回のプロジェクト活用の成果である「提言書」をテレビ局や情報発信に関わる機 関などへ進呈、その反響を得て、さらに活かし、実際に「21世紀のテレビをよくしよう」 という意識を有効な形で世の中に拡げたい。