■ 未来教育モデルフロー/総合的な学習の時間と流れ■
2000.12(二学期 4時間+冬休みの課題)から2001. 1(三学期 約35時間)
{準備/意識づけ} 無意識から意識化へ
↓
<テーマ(夢)> 一人ひとりの意志を尊重
↓
<計 画> 何をどうすすめるか考える
↓
<情 報> 解決するために必要な情報を得る
↓
<製 作> 活動/知識--まとめ/デザイン
↓
<プレゼン> 提言を有効なスタイルと表現で広く伝える
↓
{凝縮ポートフォリオ} フィードバック/知の再構築
↓
{成長エントリー} 評価/通知票などへの反映
■概要項目■
■期間
「H12年度 総合的な学習の時間」
プレ期間--12/8、12/18、冬休み
本格的スタート--3学期
■対象
6年生全員+保護者
■設計/進行/支援
プロジェクトリーダー:鈴木敏恵
旭東小教諭:総合的学習担当:川崎、岡、6年生担任
■意図と設計進行
--TVメディアリテラシー--
プロジェクト学習&ポートフォリオ活用
■共有テーマ
『21世紀のテレビはこうあってほしい!〜私たちの願い〜』
■ねらい(身につけたい力):
『情報を見きわめる力』が、一人ひとりにつくこと
■高知市立旭東小学校におけるメディアリテラシー実践■
本実践は高知市立旭東小学校における第6年学年における「総合的な学習の時間」として位置づけられたものであると同時に、未
来教育の第一人者・千葉大学講師の鈴木敏恵先生のご指導のもと日本初の本格的な総合的な学習の時間によるメディアリテラシーの実
践でもある。
◆実践のねらい 〜21世紀を生きる子供達のために〜
「21世紀を生きる力、メディアリテラシーを子どもたちの身につける。」
インターネットの拡大、放送のデジタル化…情報が溢れる新世紀、情報の中でもテレビが私たちに与える影響は格段に大きい。役立つ
テレビ、悪影響を与えるテレビ…テレビは、もろ刃の剣だ。しかしそれが未来に不可欠なものであるなら、避けることなく真っ正面から
「情報を見きわめる力」を子供達の身に付ける必要がある。
そこで本校最終学年の「総合的な学習の時間」において「メディアリテラシー」を実践することとする。なおこの成果は、学会・教
育誌など様々な場で発表し、21世紀の教育界へ供与したいと考えている。
2、期間:平成12年度3学期(2001年1月から)
準備期間として2000.12より徐々にスタート。
3、対象:6年生(全学級)
4、目的:「情報を見きめる力」を身につける。
自分の考えや判断力を持ち、あふれる情報に流されることなく、確かな人生を生きていける判断力を養う。さらに情報へ対座する心
構え、価値ある人生、尊敬と慎みで明日へ向かう姿勢とともにたくましく21世紀を生きる力を子どもたちの身につける。
5、なお、この活動は「プロジェクト学習」形式ですすめ、その成果や成長は「ポートフォリオ評価」へとつなげるものである。
(参照 http://www02.so-net.ne.jp/~s-toshie/ )
6、成果:
今回の学習成果を凝縮しポートフォリオ(映像版と提言集)を作成する。それは一冊の「提言書」となる。
7、提言の目標
今回のプロジェクト活用の成果である「提言書」を、テレビ局などへ進呈、その反響を得て、さらに活かし、実際に「21世紀のテレビをよくしょう」という意識を有効な形で世の中に拡げたい。
旭東小学校 川崎ひろか