■2回のプレゼンテーション■ 

2月16日(金)は、学校の体育館で4年生5年生保護者などの方へ

2月17日(土)は、 高知市立自由民権記念館 民権ホールで一般市民の方々に向けて公開いたします。
 何れの機会もとても子ども達にとって素晴らしいものです。

 2/16---後輩へ
 後輩の学年のみんなへ6年生のみんながプロジェクトの成果を伝えることは、非常にメディアリテラシー意識の継続性という意味でも価値があります。もともと今回の企画はイベント的なものではありません。しっかりと総合的な学習で地に足をつけこつこつしてきたものです。メディアリテラシー、情報を見極める力を付ける、これは本当に大切な大切なことです。だからぜひ後輩たちへも引き継ぎ継続することをプランしてます。

 2/17---社会へ
 またそもそも「メディア」や「情報ネットワーク」について考える時に、「精神の自由」というものと切り離すことはできません。もし放送局やインターネットが一部の危険な権力者たちのものであった?と想像してみてください。それがどんなに恐ろしいことか。
 確かに現在の日本のように有象無象あふれる情報カオスも問題がありますが、少なくとも「メディア」はこの国では、限られた者たちだけのものではありません。この日本ではこれは当たり前のこととしてさして深く考えるチャンスはあませんが、これは素晴らしいことです。世界中にはまたまだ、権力が放送を握っている国もあるのですから。というようなおおきな人間社会の自由性の確保という意味でも、日本における自由民権の先駆けとなった 高知市立自由民権記念館 民権ホールで17日に、子ども達がメディアリテラシーの発表を出来ることは意味深いことです。この学校の先生の頑張りと先見性に敬意を払います。

■二回プレゼンするとなぜいいか?
いずれにしても、一回でなく、2回プレゼンテーションがあるということは非常に子ども達にとって意味のあることです。なぜなら一回目より二回目の方が必ず上手くできるようになるからです。もちろん、一回目も二回目もきちんと評価や感想をとっておき、それをポートフォリオへ入れておくこと。

■ポートフォリオへの入れ方は..
その自己評価シートは必ず「見開き」で入れる。一回目と二回目の上達がわかるように。

■評価のフォーマット


  ■13チームのプレゼンで伝えたいこと■

6年生103人は以下の13のチームに分かれています。

1,TV番組に子どもが判断できるマークをつける!
  (ガイドラインとともに)
  プロジェクト

2,環境を守る活動を多くの人に伝える「番組」を作る!
  プロジェクト

3,ことばで何でもできるテレビを提案する!
  プロジェクト

4,ニュース番組で事件をどこまで放送したらいいか基準
  (ガイドラインとともに)を作る!
  プロジェクト

5,家族がテレビを見る時間には、快適な番組を多くしてほしい!
  プロジェクト

6,今のお年寄りと近い未来のお年寄りが楽しめるテレビ番組を提
  案する!
  プロジェクト

7,お年寄りが好きで役に立つような表現や番組を提案する!
  プロジェクト

8,テレビがみんなの生活にどう役立っているか調べて、役に立つ
  ような提案をする!
  プロジェクト

9,わたしたちが調べた未来のテレビを報告します!
  プロジェクト

10,耳の不自由な人のために字幕や手話が付いている番組を増や
   そう!
   プロジェクト

11,高知のコトをもっと全国に放送してほしい!
   プロジェクト

12,人の心をきずつけるCMについて考えて、もっといいCMに
   ついて提案する!
   プロジェクト

13,車イスなど障害をもっている方に役立つ番組を考え、増やそ
   う!
   プロジェクト

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

上は、2月8日現在のものです。その後、多少表現の変化はあり。

  ■プレゼンテーションの目的を意識する■

プレゼンテーションする意味や目的を考える。

プレゼンテーションが良くできるためには、その意味を子ども自身が知っている必要があります。

何のためにプレゼンテーションするのか?
先生や学校がしなさいといったからするのか?

そうじゃなく、みんなに自分たちの考えたことや調べた事実を知って欲しいからするのか?
この気持ちが、いまあなた達の胸の中にあるか?それともこのプロジェクトの活動を誰にも知ってもらえず、終えて満足か?

自分たちのプロジェクトで考えたことが社会へ通用するとおもうか?


  ■「ポイント」を自分たちで考える■

■目的:もっといいプレゼンテーションにするために、自分たちで
    評価しながら力を付ける
   

■方法:
1,どうしたらいいプレゼンが出来るか、そのポイントを考える
2,それを具体的な一覧表にして、ひとつひとつ並べてみる=「プ
  レゼン確認リスト」
3,「プレゼン確認リスト」の各項目の右側に、{OK}と{もっと
  こうしたらいい}の欄を設けておく
4,それは、プレゼンテーションの時に目指す目標となる
5,そのひとつひとつの目標に達するように、練習するときに考え
  て上達を目指す


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

           ☆ ☆ ☆

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 

  ■「プレゼンテーションの評価リスト」をつくる■

作業内容:プレゼンテーションをする前に子ども方がどうしたらいいプレゼンテーションになるか考え、そのための自己(チーム)評価リストをつくる

前提条件:模造紙4枚
時間:1チーム/4分
対象:2/16は学校の4.5年生全員と保護者
  
 :2/17は自由民権ホール、一般社会の方々


1.一人ひとり「いいプレゼンテーションとはなんなのか?意見や考えをどんどん出しあう。

2.そのためにはどんなことに気をつけて発表したらいいか工夫やアイディアを各自ポストイットに書く。一項目一枚。
  例--大きな声で話す、
    見やすく提示物を指す
    姿勢良く話す、
    ゆっくりはなす
    観客の様子を見ながらすすめる、などなど
   (子どもが考えていうことが大事!)
    
3.それをチーム真ん中の模造紙に貼っていく、みんなではなしながら「明確に、一つ、一行」

4.みんなでそれを見ながら話し合う、「足りないものはない?」
 鈴木敏恵著「ポートフォリオで評価革命!」学事出版の102ペー
 ジ参照。先生はその大切さを説明しながら、コンセンサス得なが
 ら補足していく。

5.自分たちで納得する「プレゼンテーションの評価リスト」をつくる

6.項目の右側は、「OK」あるいは、「もっとがんばろう」の二つで十分でしょう、あるいは横棒を一本引いておき印を付けてもい
 い

  ■当日プレゼンプログラム■


司会、進行、主に子ども達
全体:1時間半(90分)校内は95分

1、始めのあいさつ 5分(ゲストの紹介なども)

2、プレゼン 出入りを含めて 5分、(5分×13チームで65分)

3、ゲストからアドバイスや感想、講評など 10〜13分

4、まとめ 5分
学んだこと(プロジェクトから)
  つかんだこと(テレビとの向き合い方)

5、終わりのあいさつ 2分

  ■アドバイスのお願い■

子どもがこのことを望むなら対応
当日、子どもから、聞き手のみなさまへ

ex
「今日の発表の感想やアドバイスをどうぞください。それを参考にしてもっとよくなるようにしたいです。」

「みなさんへお願い、みなさんの知恵や考えをおきかせください」

紙を会場へ配布